【令和7年3月11日号】コラム

内定後にやるべきことや入社までの流れについて

選考を受けた会社から内定が出たものの

「そのあとはどうしたらいいの?」

「いつまでに何をしなきゃいけないの?」

と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

内定をもらったあと必要になるものや流れを理解しておくと、新しい職場で好スタートを切れますよ。

本記事では、内定後にやるべきことや入社までの流れについて解説します。


内定をもらったら何したらいいの?準備するものとは

まずは準備しておきたいものや転職先に確認しておきたいことについて解説します。

1-1 内定後必要になる書類

①転職先に提出する書類

まずは転職先に提出する書類についてです。

退職する会社から受け取るか、転職してから自分で用意するものがあります。

必要に応じて求められるものもあるため、提出日に遅れないよう早めに準備しておきましょう。

退職する会社から受け取る書類は

(1)源泉徴収票

(2)年金手帳

(3)雇用保険被保険者証

転職してから用意する書類は

(4)給与振込先届出書

(5)健康保険被扶養者異動届

(6)扶養控除等申告書

(7)マイナンバーが確認できる書類

以上7点です。

ひとつずつ見ていきましょう。

(1)源泉徴収票

転職先の会社が年末調整を行うために必要な書類です。

一般的には退職後1か月以内に発行されます。

提出期限に間に合わない場合は、転職先に遅れる旨を伝えましょう。

基本的には年末までに提出すれば問題ありませんが、間に合わないと自分で確定申告をしなければなりません。

(2)年金手帳(基礎年金番号通知書)

年金加入手続きに必要で、手続きが済んだらコピーを取って本人に返却されます。

基礎年金番号を確認できれば問題ないので、年金手帳の代わりに基礎年金番号通知書でも手続き可能です。

手元にない場合は、現在の勤務先で保管されている可能性があるので早めに確かめておきましょう。

(3)雇用保険被保険者証

雇用保険の引き継ぎに必要です。

退職時に現在の勤務先から受け取っておき、転職先の会社に提出しましょう。

無くしてしまった場合はハローワークで再発行してもらえますが、時間がかかるので注意してください。

(4)給与振込先届出書

転職先の会社が給与を振り込むために欠かせない書類です。

銀行名、支店名、預金種類、口座番号、口座名義などを記入して提出します。

(5)健康保険被扶養者異動届

家族を扶養している場合は提出する必要があります。

手続きに必要な書類は転職先が加入している健康保険組合によって異なるため、事前に転職先に聞いておきましょう。

(6)扶養控除等申告書

扶養控除や配偶者控除などの諸控除を受けるために不可欠な書類です。

転職先の会社が指定する用紙に記入し、扶養家族の有無に関わらず提出する必要があります。

提出期限に間に合わない場合は、転職先の担当者に前もって伝えておきましょう。

(7)マイナンバーが確認できる書類

源泉徴収票や社会保険の被保険者資格取得届などにマイナンバーを記載するために欠かせない書類です。

マイナンバーカードのコピーや、個人番号が記載された住民票などで確認できます。

マイナンバーカードのコピーを用意する場合は、表裏必要になるので忘れないようにしましょう。

②場合によって提出を求められる書類

これまで紹介してきた以外にも、場合によって転職先の会社から提出を求められる書類があります。

例えば

・健康診断書

・身元保証書

・退職証明書

・免許・資格取得証明書

などです。

提出を求められる書類は会社によって異なるため、事前に聞いておくと手続きや準備などスムーズにできるでしょう。

1-2 転職先に確認しておきたいこと

内定を承諾する前に、労働条件についてしっかり確認しておきましょう。

転職先から労働条件について書かれた書類を受け取ったら

・勤務地

・転勤の有無

・残業代支給の有無

・有給休暇

・交通費支給の有無

・賞与

など、配属先や時間、お金に関わる部分は自分の認識と相違ないかしっかりチェックしてください。

質問することはその会社で長く働こうという意思の表れでもあり、マイナス評価にはなりません。

入社してから「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも、分からないところは聞いておきましょう。

内定から入社までの流れって?注意点も解説

続いて入社までの流れについて解説します。

2-1 内定後から入社まで基本の流れ

入社までは一般的に次のようなステップで進んでいきます。

①労働条件の確認・内定承諾の連絡をする

②退職日と入社日を決める

③転職先と雇用契約を結ぶ

④現在の勤務先で引き継ぎ・退職準備をする

⑤退職する

⑥入社する

まずは全体像を把握し、どの段階で何をするか分かっているとスムーズに手続きを進められるでしょう。

①労働条件を確認し、内定承諾の連絡をする

内定通知を受け取ったら、労働条件を確認してから正式な内定承諾または辞退の連絡をします。

遅くとも1週間以内には連絡するようにしましょう。

②退職日と入社日を決める

入社日は会社と転職者の双方の事情を考慮し、相談して決めることが一般的です。

在職中の場合は、退職日も決める必要があります。

就業規則や労働条件通知書を確認し、上司と相談しましょう。

円満に退職するためにも、引き継ぎの時間を考慮して決めることが重要です。

③転職先と雇用契約を結ぶ

内定承諾の連絡をもって正式に契約が成立する場合や、別途契約書を交わす場合もあります。

みなし残業の有無や年次有給休暇の記載、業務内容が想定通りかどうかを確認し、疑問点があれば解決しておくことが重要です。

また、提出を求められる書類もあるので事前に転職先に聞いておきましょう。

④現在の勤務先で引き継ぎ・退職準備をする

転職先への入社が決まったら、在職中の会社に退職の旨を伝えます。

就業規則で退職申し出の期限が定められている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

社員証や制服、備品など会社へ返却するものがある場合は、少しずつ準備を進めておくと安心です。

ここまできたらあとは

⑤退職する

⑥入社する

を残すのみです。

円満に退職し、新しい職場で好スタートを切るためにもひとつずつ着実に進めていきましょう。

2-2 注意したいポイント

内定後、入社するまでの対応にはいくつかの注意点があります。

不本意な内定取り消しを防ぎ、スムーズに手続きを進めるためのポイントを見ていきましょう。

①書類の提出期限を守る

転職先から提出を求められた書類は、必ず提出期限を守りましょう。

期限を守らないと社内での受け入れが遅れ、あなたの評価が下がることもあります。

入社前から関係部署に迷惑をかけないようにしましょう。

②内定を辞退する場合はできるだけ早く連絡する

転職先の会社は内定を出すと受け入れの準備を始めます。

費用や時間、人などの資源が使われることになるので、内定辞退の連絡が遅れるとそれだけ会社に無駄な資源を使わせることになりますね。

申し訳なく感じてなかなか連絡できないという人もいますが、早く連絡する方が印象も良くなります。

辞退する場合はなるべく早く伝えましょう。

まとめ

入社までの流れや準備するものを先に知っておくと、内定をもらったあとスムーズに動けます。

・入社するときに必要なものを漏れなく準備する

・疑問点や不明点はそのままにせず必ず確認する

以上2点に気をつけてください。

トラブルなく転職を成功させ、好スタートを切りましょう。